【本を読もう】面白い小説ランキング!

お気に入りの小説に出会うことで人生楽しくなります。

 

最近活字離れが進んでいると言われていますが、書店ではたくさんの新刊、既刊がずらりと並んでいてテンションが上がりますね。

 
ドラマ化、映画化、アニメ化をきっかけに原作の小説に手を伸ばすこともあるのではないでしょうか。
 

今回は面白い小説を厳選してご紹介します!

 

個人の趣味に基づいているので、温かい目で見て頂けると嬉しいです。

 

 

 

第4位:人間椅子


 

このお話は「江戸川乱歩傑作選」に入っています。有名な閨秀作家の佳子は仕事に取り掛かる前に毎日送られてくるファンレターを読むことが日課でした。ある日一通の手紙を受け取ります。
そこに書かれていた内容は椅子職人の「わたし」の奇妙な罪の告白でした。
 
最初読んだとき、じわじわ迫ってくる強烈な奇妙さが怖かったですが一番印象に残っている部分はやっぱり最後の部分です。ネタバレになるので内容は言えないですが、一気に目が覚めます。しばらく「椅子」の言葉を耳にするとこのお話を思い出しました。
 
余談
人間椅子の他にも、「鏡地獄」という話も挿入されています。これは凹面鏡に夢中な男の話で、こちらもとても奇妙な話です。
一つ一つのお話が短いので、サクッと楽しめますが読みごたえは抜群です。

 
 

第3位:痴人の愛


 
これは谷崎潤一郎の小説です。
主人公である譲治は当時15歳のウェイトレスであったナオミに一目ぼれし、同居を始めます。
真面目な譲治は会社では「君子」と呼ばれるほどでした。
無口で美人のナオミを将来自分の妻になるよう育てようとしましたが、ナオミはとんでもない小悪魔に育ちます。

 
高校の時の現代文の資料集で一度は出てきたんじゃないでしょうか。
実際読んでみると、これは資料集に載ってて良いのか!と思うほど過激でした。
長編小説ですが、連ドラを見ているような感覚で続きの展開が気になって、気づいたら読み終わっています。
譲治、しっかりして!と思いました。
 

 

第2位:李歐


 
これは高村薫の長編小説です。「わが手に拳銃を」をのリメイクらしいです。
時期は60年~70年代、大阪です。大阪の守山工場で一彰は銃撃犯の李歐に出会います。そこから闇社会の世界が広がり、ハードボイルドが始まります。
 
感想は桜がきれい、李歐がとても格好良いということです。
題名が「李歐」ですが李歐が出てくるシーンは多くはないですが、存在感が大きいです。
あと大阪に住んでいるので、知ってる地名が出てきて「ここ知ってる!」ってなります。

 

第1位:舟を編む


 
映画化、アニメ化、コミカライズされたこの作品は三浦しをんの小説です。
「玄武書房」の辞書編集部に所属した馬締光也が「大渡海」という辞書の編集を行っていく話です。
「辞書は言葉の海を渡る船であり、海を渡るにふさわしい舟を編む」ということでこの題名がついています。
この主人公が冗談が通じないような真面目で変わり者なのですが、辞書の世界に没頭していく姿は読んでいてとてもワクワクしてきます。

 
ここからネタバレ注意なのですが、個人的なポイントは馬締が好きな女性、香具矢さんへのラブレターです。
「拝啓 吹く風に冬将軍の訪れ間近なる・・・」から始まる便箋15枚になるもので、いつの時代やねんと突っ込みたくなりました。また十数年後、新しく編集部に入ってくる岸部みどりがその恋文を見つける流れも最高です。

 
余談
三浦しをん先生は小説も面白いけれど、エッセイも最高です。「夢のような幸福」や「シュミじゃないんだ」など必見です。